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2024年度インフルエンザウイルスワクチン接種についてのご案内
当院での2024年度のインフルエンザウイルス予防接種の開始日は10/21(月)〜となります。
※当院のワクチン接種は、年齢15歳(高校生)以上の方に限らせていただいております。
◇接種開始日 2024年10月21日(月)〜
◇接種終了日 2025年1月31日
◇費用
・一般(自費) 3500円(税込)
・柏市高齢者助成利用 1500円(税込)
※助成対象詳細については柏市のホームページをご確認ください↓
https://www.city.kashiwa.lg.jp/kenkozoshin/hokennenkin/kenshin/yobousessyu.html
◇予約方法
インフルワクチン接種のみご希望の方は、WEB予約をお勧めしております!
当院のHPのWEB予約から「インフルワクチンのみWEB」の枠で予約をお願い致します。
WEB予約→https://patient.digikar-smart.jp/institutions/1a318bc8-766f-46a1-a27d-aa4d17424add/reserve
電話または来院時に直接ご相談でも承っております。
※診察と同日の接種も可能ですが、診察枠の予約も必要であるため、こちらの枠は取らずに事前に電話していただくか来院時の当日接種も可能ですので来院時にご相談下さい。
◇予診票
・一般(全額自費)の方→来院時にあらかじめご記入いただいた予診票をお持ちいただくと、院内の滞在時間を短くすることができます。当日来院後の記入も可能です。
↓予診票
・柏市高齢者助成利用の方→当日専用の用紙をお渡し致しますので、当日来院後ご記入ください。
新型コロナウイルスワクチンとの同日接種も可能です。是非ご検討下さい。
追記:2024年度のインフルエンザワクチン接種は終了とさせていただきました。
2025年度も10月中旬以降の開始を予定しております。
詳細決まりましたらHPで案内させていただきます。
新型コロナウイルスワクチン 2024年10月開始分について
2024年10月1日からの新型コロナウイルスワクチンの予防接種を開始させていただきます。
ワクチン:オミクロン株JN.1系統対応COVID-19ワクチン
種類:ファイザー社コミナティ筋注シリンジ12歳以上用
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2024/2024-09-18
(他数の会社から様々な種類のワクチンが発売される予定です。当院では現在コミナティのみとなっておりますのでご確認下さい。)
値段:17,000円(税込)
※「定期接種」対象者(65歳以上の方など)の場合は、市からの補助で自己負担2,500円となります。
詳しくは柏市のHPをご覧下さい↓
https://www.city.kashiwa.lg.jp/kenkozoshin/kenkouzousin/covid-19_r6_information.html
予約開始日:2024年10月1日火曜日から
終了日:未定 (定期接種は2025年3月31日まで)
予約方法:電話か直接受付窓口でのみの完全予約制
(在庫状況によっては1週間後以降の予約となる可能性もございますのでお早めにお問い合わせ下さい。)
注意事項
・接種券は不要になっております。
・他のワクチン(インフルエンザワクチン以外)と前後2週間空ける。
・当院では15歳(高校生)以上のみとさせていただいております。
・予約日の時間指定はありませんが、午前は11時30分まで、午後は17時まで(土曜日の場合は11時まで)に来院をお願い致します。
※土曜日は大変混雑いたしますので、お時間に余裕を持って来ていただくか平日の予約をお勧めしております。
診察と同日接種も可能です。
基本的に電話か直接受付窓口でのみの完全予約制とさせていただきますので、予約をご希望の方はお電話か来院時にご相談ください。
かかりつけ関係なく予約をお取りできますので、新規の方も接種ご検討下さい。
2025年3月31日追記:2024年度(令和6年度)の定期接種の補助は2025年3月31日で終了しました。
2025年度の定期接種は10月以降の予定となっております。詳細決まりましたらお知らせいたします。
自費の接種は引き続き受け付けておりますのでご検討ください。
秋到来?芋・栗・南瓜を比べよう
2024年9月11日:管理栄養士
こんにちは、管理栄養士の前田です。
9月も半ばですが、まだまだ残暑が厳しい日が続いていますね。
暑い夏が終わり秋の気配を感じる頃になると秋の味覚と呼ばれる食材が旬を迎えます。
秋の味覚といえば「芋・栗・南瓜(なんきん)」という言葉が真っ先に頭に浮かんでくるのですが、皆さんはいかがでしょうか。
本日は好きな方も多い「さつま芋・栗・かぼちゃ」についてお話しようと思います。
まず最初に、糖尿病の食事療法のための食品交換表では芋類・栗・かぼちゃは炭水化物を多く含むため、ご飯・パン・めんなどの主食の仲間に入ります。そのため、さつま芋ご飯や、栗ご飯、かぼちゃの煮物、芋類やかぼちゃを使用したおかずを食事で多く食べる時には主食量を調整する必要があります。間食で食べる際は、食べる頻度や量に気を付けましょう。
では一体どれくらいのカロリーや糖質が含まれているのか、比較しながら見ていきましょう!
100g当たり | さつま芋 | 栗 | かぼちゃ |
エネルギー(kcal) | 134kcal | 164kcal | 91kcal |
糖質量(g) | 29.7g | 30.0g | 17.1g |
食物繊維(g) | 3.8g | 4.2g | 3.5g |
▲出典:文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)準拠 食品成分表2022』
表で比較すると、3つの中で一番糖質の低い食品はかぼちゃになります。
100g当たり91kcalで糖質量は17.1gでした。それでいて食物繊維量はさつま芋と変わらないくらい豊富に含まれていますね。また、かぼちゃは抗酸化作用のあるカロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。カロテン類だけでなく、ビタミンAやビタミンEも多く、栄養価が高い食材です。
ただ、かぼちゃを食べるときに気を付けたいのが調味料の量になります。かぼちゃは砂糖で甘く煮たり、マヨネーズと和えてサラダにするなど、加える調味料でエネルギーや糖質量が増えやすい食品です。シンプルに焼いて食べるのがおすすめですが、味付けをする際は薄味にして、素材の味を活かすことでヘルシーに豊富な栄養素を摂取できます。
さつま芋は100g当たり134kcal、糖質量29.7gとやはり糖質が多めです。お芋ご飯や大学芋はダブルで糖質を取ることになるので要注意です。さつま芋は便秘改善に効果のある不溶性食物繊維やむくみ解消によいカリウムが豊富に含まれています。
栗は、和栗の場合、100gあたり164kcalで糖質量は30.3gでした。カロリーも糖質量もこの中では一番高いですね。食べる個数にもよりますが、むき栗が1粒約20gくらいなので、5粒ほどで上記のようなカロリーと糖質をとることになります。栗は食物繊維やカリウムのほか、代謝を助けるビタミンB1やビタミンB2が豊富です。中国栗を使った甘栗は、100gあたり222kcal、糖質は40gと高めなので食べる量に注意が必要です。
このように比較してみていきましたが、やはりさつま芋・栗・かぼちゃは糖質が高めの食材です。
ですが、適量を食べるなら食物繊維やそのほかの栄養素が摂取できて、市販のスイーツを間食に食べるよりも体に良いです♪
食べ方を工夫して、素材を活かしたおいしい秋の味覚を味わってみて下さいね(^^)/



トマトは夏が苦手!?
2024年8月5日:管理栄養士
こんにちは、管理栄養士の前田です(^^)
毎日暑い日が続いていますね。
暑い夏にはさっぱりしたものが食べたくなります。
今日は夏のさっぱり献立に是非取り入れて欲しい、トマトのお話です(^^)/
いきなりですが、皆さんはトマトが夏の旬野菜ではないのをご存じでしょうか?
一般的に夏野菜に含まれることが多く、暑い夏が一番おいしくなると思われがちですが、実は高温多湿な環境が苦手で、強い日差しと冷涼な気候の下でよく育つそうです。
そのため夏はトマトにとって厳しい環境で、春から初夏、秋から初冬が最も美味しいと言われています。トマトは夏が苦手だったなんて、意外ですよね~。
トマトはその大きさによって、大玉トマト(一般的にトマトと呼ばれるもの)、ミディトマト、ミニトマトの3種類に分類されています。トマトの食物繊維は皮に多く含まれるので、同じ100gを摂取したとしても大玉トマトと比較して皮の部分が多いミニトマトは食物繊維量も多くなります。
100g当たりの食物繊維量は大玉トマトで1.0g、ミニトマトで1.4gです。
ミニトマトは洗ってすぐ手軽に食べられるので、野菜不足解消にストックしておくのもおすすめですよ。保存の際はミニトマトのヘタを取ってから水分をふき取り、冷蔵保存すると長持ちします。
様々な栄養成分がバランスよく含まれているトマト。一般的な野菜に多く含まれるビタミンAやビタミンCが豊富なのはもちろんのこと、ビタミンEやカリウム、食物繊維などトマトの栄養成分は実にバランスがよいです。その中でも特に注目されているのがカロテノイドの仲間のリコピンです。トマトの赤い色はこのリコピンの赤なのです。
私たちは酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることがわかっています。
強力な抗酸化作用を持つリコピンは、生活習慣病予防や老化抑制に効果があると期待されています。
ただ、リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性が生野菜からは非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことが明らかにされています。また、油を使った料理でも比較的吸収性は高まります。リコピンを効率的に摂取したい場合はトマト缶などの加工品を利用するのが賢い方法と言えそうです。
とはいえトマトはそのまま食べても、煮ても、焼いても、炒めてもおいしい栄養豊富な万能野菜です。暑い夏を乗り切るためにいろいろな食べ方でたくさん活用して下さいね♪






ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて
書きたいことは山程ありますが全部書いていると長くなりますので、ヒトパピローマウイルス(HPV)やHPVワクチンについての詳細は柏市のHP↓を御覧ください。
https://www.city.kashiwa.lg.jp/kenkozoshin/yobousessyu.html
HPVは子宮頚癌の原因となるウイルスです。HPVワクチンは、そのウイルス感染を予防することにより子宮頚癌も予防する効果のある、現在唯一と言って良い「癌を防ぐワクチン」です。
主流である9価ワクチン(シルガード9)では、子宮頚癌の80-90%を防ぐと言われています。
16歳頃までの接種、特に初交(初めての性交渉のこと)前の接種は特に効果が⾼いことが⽰されていますが、それ以上の年齢でも⼀定の効果が期待できることもわかっています。

先進国ではすでに60-80%以上のHPVワクチン接種率があり、将来的にはワクチンによって子宮頚癌を撲滅できるのではないかと言われていますが、日本ではまだまだ接種率が低い状況となっております。
日本で接種率が原因としては、これはマスゴミの影響や反ワクチン団体のデマによる平成25年から令和4年までの政府のHPVワクチンの積極的勧奨の差控えによるものと考えられています。
現在では、HPVワクチンにより重篤な副反応は増えないという安全性が担保され(以前から証明はされていたのだが・・・)、政府も令和4年度から定期接種対象者への個別勧奨の再開しております。

実は院長の私も知人を2人子宮頚癌でなくしています。
一人は妻を紹介してくれた幼稚園からの同級生であり、世界を飛び回るCAでした。30歳半ばでの早すぎる死でした。
もう一人は弟の同級生で、小さい頃よく家族ぐるみで遊んだ記憶があります。子供が生まれた矢先に癌が分かり、まだ小さい子供を残しての30歳前半での死でした。
どちらも葬儀など参加させていただきましたが、あんなに悲しい葬儀はもう経験したくありません。
長くなりましたが、
とにかく皆様にもHPVワクチンの接種を強くお勧めいたします。
特に、キャッチアップ世代(平成9年4月2日~平成20年4月1日の間に生まれた女性:現在16歳高校2年生~27歳)と定期接種の高校1年生の方は、今年の9月中に1回目を完了させないと全てが無料で接種することはできません(キャッチアップ接種は来年度から中止予定のため)。
全て自費ですと現在10万円程度かかります!
当院でも接種可能ですが、
当院でなくてもどこでもいいので該当する方はとにかく9月までに接種してください。
12月24日更新:無料接種期間が条件付きで延長されました!
2025年3月31日までに1回でも打っている場合は、2回目以降が2025年4月以降でも無料となります(2026年3月まで)。
もし、迷っていたりで詳しい話を医師や看護師から詳しく聞きたいということであれば、いつでも来ていただければ無料でお話いたします!
嬉しいことに当院で接種してくださる方は、事前の電話での予約制となっておりますのでお問い合わせください。
長くなりましたが、この文章を読んで1人でも多くの方がHPVワクチンを打っていただければ幸いです。
10月更新:需要急増にて限定出荷となってしまいました。新規の方の当院での接種を中止とさせていただきます。再開の場合は再度連絡いたします。
11月18日更新:新規在庫を数本確保いたしました。11月中に打てば4ヶ月間の短縮接種で、2025年3月までに3回目まで打ち終えることができます。予約はお電話でお願いいたします。
12月24日更新:無料接種期間が条件付きで延長されました!
2025年3月31日までに1回でも打っている場合は、2回目以降が2025年4月以降でも無料となります(2026年3月まで)。
まだ1回も打てておらず諦めていた方もぜひご検討ください。
在庫も回復してきており、当院でもある程度余裕があります。すぐ3月になってしまうので、お早めにお電話ください!
豆乳と牛乳、体にいいのはどっち?
2024年7月5日:管理栄養士
こんにちは、管理栄養士の前田です。
皆さんは豆乳と牛乳のどちらを飲むことが多いですか?
私はどちらも好きでよく飲むのですが、豆乳も牛乳もそれぞれにいいところがあり、どちらが良いとは決められません。
今日はその2つを比較して、詳しくみていきたいと思うので、是非暑い夏の水分補給に役立てて下さいね(^^)/
まず両者の一番の違いは、大豆から絞った植物性食品か牛の体内で作られる動物性食品かという事で、共通点はたんぱく質を多く含む食品という事になります。
では具体的にどのような栄養素の違いがあるのか見ていきましょう!
(今回は大豆から絞ったまま加工されていない無調整豆乳と普通牛乳で比較しています。)
100g当たり | 豆乳(成分無調整) | 普 通 牛 乳 |
エネルギー(kcal) | 44 | 61 |
たんぱく質(g) | 3.6 | 3.3 |
糖質(g) | 2.9 | 4.7 |
食物繊維(g) | 0.2 | 0 |
脂質(g) | 2.0 | 3.8 |
飽和脂肪酸(g) | 0.32 | 2.33 |
カルシウム(mg) | 15 | 110 |
鉄(㎎) | 1.2 | 0 |
▲出典:文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)準拠 食品成分表2022』
たんぱく質は豆乳も牛乳もほぼ同程度含んでいますが、豆乳の方が低糖質・低脂質のため、エネルギーが低くなっています。さらに豆乳は植物性食品なのでコレステロールを含まず、それでいてたんぱく質を摂取できるメリットがありますね。たんぱく質に着目すると、牛乳や乳製品には筋肉維持・増加のための重要なカギとなるBCAA(3つの必須アミノ酸の総称)が多く含まれています。
特に高齢者の方は筋肉量の維持や骨粗しょう症予防のために、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を1日合わせて200g摂ることをおすすめしています。
そのほかビタミン、ミネラルで注目すべき違いがあるのはカルシウムと鉄です。これら2つは、特に日本人が不足しがちな栄養素なので日々の食生活の中で意識して摂る必要があります。カルシウムはやはり牛乳が圧勝で、豆乳の約7倍も多く含んでいます。逆に鉄に着目すると、豆乳には含まれても牛乳には含まれていないため、豆乳の方が優っていると言えるでしょう。
1日の摂取量の目安は豆乳なら200ml、牛乳なら他の乳製品(ヨーグルトやチーズなど)と合わせて200gとなっています。
摂りすぎても食事のバランスが崩れてしまうので、適量を守りそれぞれのメリットを活かして摂取していきましょう(^^)/
牛乳や豆乳の効率的な飲み方、飲むタイミングなど、個別の栄養相談で詳しくお話しています。
血糖値が高めの方、コレステロール値や中性脂肪値が高い方など、お気軽にご相談くださいね(^^)


果物は食べていますか?
2024年6月5日:管理栄養士
こんにちは、管理栄養士の前田です(^^)
皆さん、果物は好きですか?
今の時期ですと、さくらんぼ、ゴールドキウイ、スイカ、メロンなどが旬となっていますね。
暑くなってくると「すいかやぶどうは水分補給にたくさん食べてしまう」という方も多いので、今日は果物の目安量を改めて一緒に確認してみましょう(^^)/
果物の摂取量は1日当たり100g~200g(皮つき)までです。

・みかん2個(200g) 糖質22g、98kcal

・りんご1/2個(150g) 糖質17.6、66kcal

・バナナ1本(100g) 糖質21.4g、93kcal

・キウイ(緑肉種)1個半(150g)糖質16.2g、76kcal

・いちご1パック(250g) 糖質18.4g、80kcal

・ぶどう(デラウェア)小房1個(100g)糖質15.2g、58kcal


・すいか2切れ(200g)糖質27.6g、123kcal

・梨(小玉)1個(250g) 糖質26g、96kcal

・柿1個(150g)糖質28.6g、126kcal

・メロン中1/2個(200g)糖質19.6g、100kcal

・さくらんぼ20個(150g) 糖質14g、64kcal
こうして見ると、バナナ、ぶどう、すいか、柿などは糖質量が高いのが分かります。
果物の糖質は主に果糖、ブドウ糖、ショ糖の3種類の糖質で構成されており、果糖は食後の血糖値をほとんど上昇させないことが分かっています。ただ、果糖は肝臓での脂肪合成を促進させて中性脂肪を増やすので食べすぎには注意が必要です。
糖組成の中で果糖の占める割合が大きく、かつ食物繊維が多く含まれるものは「比較的血糖値を上げにくい果物」と言うことができます。
そこで、私が特におすすめしたい果物は、いちご、キウイ(特に緑色、黄色も可)、りんご、ブルーベリーになります。これらは果物に含まれる糖質自体が低く、食物繊維量は多いため、比較的血糖は上昇しにくいです。
よく患者さんから、「ゴールドキウイの方が好きなのだけど、緑色じゃなくてもいいかしら?」
という質問を受けます。私も断然ゴールドキウイ派です!
2つのキウイを比べてみると、ゴールドキウイはカロリー、糖質量ともに若干高く、食物繊維量は少なくなるので、緑色の方が優秀です。
ですが、他の果物と比べると食物繊維は多い方ですし、低カロリーなのには変わらないので、食べる価値は十分にあると思います。ゴールドキウイもグリーンキウイと同じく1日1個半位が適量といえます。
1日に複数の果物を食べるときは、合計量が200g(皮つき)以内になるように食べましょう。
例えばバナナとりんごを1日に食べるのであれば、朝食にバナナを1/2本程度食べ、昼食や間食にりんご1/4個位を食べるのは適量です。
まとめて食べるのではなく、分散して食べることも血糖値を急激に上げないための工夫です。
1日の目安量を守って上手に食生活に取り入れ、おいしい旬の果物を楽しんでくださいね♪
2023年時のiD、QUICPayでのお支払いに関して
2024年5月14日:お知らせ
2024年3月19日に、X(旧Twitter)では投稿させていただいておりましたが、
2023年に当院を受診し、窓口での支払いの際にiDとQUICPayを利用された方の中で、
当日の使用について問題はなかったのですが、その後の請求がされていない(利用者からお金の引き落としがされておらず、当院への振り込みもない)場合が複数あったということが2024年3月決算時に発覚しました。
関連会社に調査を依頼したところ、通信機器端末とカード会社との連携にトラブルが起きており請求データが送信されていなかったためとのことでした。
その後、カード会社の指示により通信機器端末内に保存されていた支払いデータを改めてカード会社に送信したところ、データを精査して順次処理手続きをするとのことでした(去年の請求の引き落としが近日中に実行される可能性があります)。
カード会社からの説明によりますと、システム上当日の支払い以上の金額や二重の支払いになることはないとのことですが、こちらから個別の事案に対して実際に正当な処理がなされているかを確認することはできないので、お手数おかけして申し訳ございませんがご自身で明細等を確認していただくようお願いいたします。
この件につきまして、こちらからの個人の特定は困難であるため、個別にご連絡等の対応はしておりません。ご案内が遅くなり誠に恐縮ですがご理解いただければ幸いです。
意外と知らない?「納豆」のお話
2024年5月13日:管理栄養士
こんにちは、管理栄養士の前田です(^^)
皆さん、納豆は好きですか?
私は最近、「山わさび納豆」にハマってよく食べています。
本日は納豆についてお話します。


日本食の特徴のひとつに「大豆製品をよく食べること」があげられます。
納豆、豆腐、枝豆、大豆の煮豆、厚揚げ、がんもどき、おから、豆乳、味噌など、大豆製品は日本食に欠かせません。
その中でも特に納豆は、糖尿病や高血圧、脂質異常症の食事療法に取り入れたい食品の一つです。
納豆は、煮大豆を納豆菌が発酵させることでできる食品で、この発酵過程で「ナットウキナーゼ」をはじめとするさまざまな栄養素が生まれます。
「ナットウキナーゼ」という言葉、どこかで聞いたことがあると思います。
ナットウキナーゼとは納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素で、血管につくられる血栓を溶かしやすくする働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症を予防する効果があるのです。
ところで、「あつあつのごはんに納豆をかけて食べるのが好き」という方はいませんか?
実はそれはとてももったいない納豆の食べ方なのです!
なぜなら、ナットウキナーゼは熱に弱いという性質があり、50℃以上になると活性が急速に低下してしまうのです。そのためナットウキナーゼを摂取する際は、加熱せずに食べることがすすめられています。炊き立てご飯は65℃~80℃近くあるので、すぐに納豆をのせてしまうとナットウキナーゼの効果が十分に得られない可能性があります。ご飯と一緒に食べる場合は、あつあつではなく少し温かいくらいの温度になるのを待ってから食べるといいですね。
また、納豆には良質な植物性タンパク質が含まれています。
ヒトが体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸と呼んでいて、良質のたんぱく質とはこの9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれるたんぱく質のことを言います。
このアミノ酸のバランスを数値化したものを「アミノ酸スコア」といい、100点満点でカウントされます。9つの必須アミノ酸のどれかひとつでも不足していると、スコアは0となります。これはたとえ一つでもアミノ酸が足りなければ、そのたんぱく質は有効に活用できないためです。納豆は肉や魚と同じくアミノ酸スコアが100近くあり、体内で活用されやすい良質なたんぱく質と言えます。
改めて納豆のすごさを感じますね(^^)/
納豆は毎日1パックを目安にして、これからも食べていきましょう♪
栄養相談枠の拡大について
2024年4月30日:管理栄養士
2024年5月1日より、管理栄養士による栄養相談の枠を拡大させていただきます。
相談可能日時につきましては、水曜午前の枠を追加し、現在の枠と合わせて
月曜・水曜・金曜の午前診療時間内
とさせていただきます。
※まだホームページTOP下部の栄養相談の表は「✕」となっておりますが近日更新予定です。
(糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの方は保険適応で診察と同日に受けることが出来ます。
保険適応の場合、具体的には3割負担で初回780円、2回目以降600円で受けられます。)
基本予約制となっておりますので、ご予約やご質問等ございましたらお気軽に当院までお問い合わせください。
また、栄養相談の内容については過去ブログにも記載がございますので、よろしければこちらも一読いただければと思います。
↓↓↓
http://kashiwa-dmt-clinic.com/_cms/2023/04/17/